山梨交通電車線 釜無川橋梁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 18:35 UTC 版)
「釜無川橋」の記事における「山梨交通電車線 釜無川橋梁」の解説
山梨交通電車線の農林高校前駅と今諏訪駅の間に存在した鉄道橋で、1930年(昭和5年)5月1日に開通した。開国橋の下流側に隣接する形で架けられていたが荒川に架けられた荒川橋と異なり鉄道道路併用橋ではなく別の橋(つまり鉄道用の独立した専用橋)として扱われ、沿線随一の絶景地かつ撮影地でもあった。しかし山梨交通電車線の経営がおぼつかなくなり、1962年(昭和37年)7月1日に全線廃止と共に鉄道橋としての使命を終えた。その後開国橋の歩車分離を目的に歩道橋に転用されることになり、1968年(昭和43年)に歩道橋が完成したと同時に開国橋に併合された。1991年(平成3年)に開国橋が架け替えられ、旧橋は歩道橋と共に撤去されたため現在はその面影がない。
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