山口県立美術館学芸員時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 14:34 UTC 版)
「菊屋吉生」の記事における「山口県立美術館学芸員時代」の解説
担当した一連の近代、現代の日本画に関する展覧会(「戦後日本画の一断面展」1986年、「日本画 昭和の熱き鼓動展」1988年、「大正日本画 その闇ときらめき展」1993年、「明治日本画の新情景展」1996年)は、それまで語られてきた近代日本画史を見直すもので、明治・大正・昭和の日本の前衛絵画と日本画との関係を初めて明らかにするものとなった。また1986年に同美術館で開催した「ニュージャパニーズスタイルペインティング 日本画材の可能性」展について、北澤憲昭は「‘‘日本画の転位’’のきっかけにもなったともいえる展覧会であり、1990年代以降の日本画変容に重要な役割を果たした。」と述べている。
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