山口大学おもしろプロジェクト
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「山口大学」の記事における「山口大学おもしろプロジェクト」の解説
山口大学において他の大学とは違う特色ある教育としては、山口大学生の自主性を高めることを目的とした、いわゆるゼミや卒業論文とは別の、学生グループによる独自の自主研究活動に大学側が資金面での支援を行う「山口大学おもしろプロジェクト」実施が挙げられる。2005年度、文部科学省によって「特色ある大学教育支援プログラム」に採択されている)。1996年(平成8年)に当時着任したばかりであった学長の広中平祐の発案で始まったものであり、選考会を通して年間に十数件ほどが採用されている。最大で3年間のプロジェクトを計画することが可能であり、1年あたり最高100万円の資金を獲得することができる(長期プロジェクトのみ)。応募要件としては 学生自身が自主的に企画や運営をするプロジェクトであること。 独創性やユニークさに富んでいるプロジェクトであること。 ゼミなどでの研究、学位論文に関するプロジェクトでないこと。 学生だけで遂行することが不可能だと判断されるプロジェクトでないこと。 商標登録の取得などが含まれるプロジェクトでないこと。 プロジェクト構成員の中に、最終学年以外の学生を含むこと。 プロジェクト構成員の中に、山口大学の学部学生または大学院生で構成されること。 の7つが挙げられており、中・長期プロジェクトは前期の1回、短期プロジェクトは前・後期の2回募集をしている。 また、おもしろプロジェクトの開始初年度は学内予算配分が決定した後にこのプロジェクトの発足が決まったために、実施予算の大半が広中学長のポケットマネーから支出されたというエピソードも残されている。
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