山・海・漬とは? わかりやすく解説

山・海・漬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/24 13:47 UTC 版)

山・海・漬
ジャンル 紀行番組
ナレーター 小野寺瑞穂、二階堂芳子
製作
制作 岩手めんこいテレビ
放送
放送期間 1996年10月14日 - 現在
放送時間 土曜 18:30 - 19:00
放送分 30分
番組公式サイト
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山・海・漬』(さんかいづけ)は、岩手めんこいテレビで毎週土曜日の夕方に放送されているテレビ番組ハイビジョン制作。

概要

1996年10月14日に放送開始[1]。タイトルは、山と海の二つの自然が豊富な岩手を漬物の「山海漬」になぞらえている。同局の自社制作番組では放送20年を超える唯一の長寿番組[2]2019年9月7日に放送1000回を迎えた。開始当初は月曜日の19:30 - 20:00に放送。その後、1999年4月に現在の時間帯へ放送枠を移している。

岩手県民の知的好奇心をくすぐる内容で支持を集め、2009年1月10日の放送では視聴率20.3%を記録した[3]。岩手在住の朗読家・演出家の小野寺瑞穂らによるナレーションも番組の味となっている。

内容は週替わりで、毎週一人(一組)のレポーターが登場。ドライブ情報やグルメ情報を紹介したり、散策を通してその街の魅力を探ったりと、さまざまな企画が用意される。県庁所在地である盛岡市周辺を取り扱うことが多いが、県下一帯はもちろんのこと、秋田県など隣県に足を伸ばすこともある。

暖簾をモチーフとしたオープニングタイトルCG[4]、パーカッションだけで演奏されるテーマ曲[5]は放送開始から現在まで、一貫して同じものが使われている。

放送初期には、司会者による番組内容に関するスタジオ進行部分があった。現在はオールロケで通常放送では固定された出演者はいない。その一方スペシャル版などでまれにスタジオでの司会進行が行われることもある。

デジタルハイビジョン放送開始後、不定期に、レポーターが登場せず、県内の名勝史跡や伝承文化などをじっくり紹介する企画「岩手遺産」が放送されていた(2017年まで)。

2022年4月より、兵庫県独立局サンテレビジョンでの放送が開始以降、関西圏でネットする例が増えている。

放送時間

期間 放送時間(JST
1996年10月14日 1999年3月22日[6] 月曜 19:30 - 20:00
1999年4月10日[6] 現在 土曜 18:30 - 19:00
備考
  • 2007年4月からは、土曜未明(金曜深夜)に再放送を開始。当初は1時間枠で、直近の内容と約1年前の内容の2部構成だったが、2015年4月以降は前者のみの放送となり、土曜未明での再放送は2020年3月28日に終了。2日後の3月30日からは月曜から水曜の夕方に週3回再放送を行う。月曜は約2年前の内容、火曜は約1年前の内容、直近の回は水曜に編成。
  • 2017年4月6日から2018年3月29日までは、木曜夕方に『山・海・漬 傑作選』のタイトルで、セレクション放送を行った。直後に放送される『mitみんなのニュース』のキャスターがナビゲーターとして出演(生放送ではなくバンク映像を使用)。

ネット局

放送対象地域 放送局 系列 放送日時 放送開始 備考
兵庫県 サンテレビ 独立協 月曜 18:00 - 18:30 2022年4月
京都府 KBS京都 日曜 13:00 - 13:30 2023年10月
三重県 三重テレビ 月曜 17:00 - 17:30 2024年1月 [7]

出演者

リポーター

番組開始以降、地元タレントやラジオパーソナリティを起用していたが、2020年以降は、もっぱらめんこいテレビのアナウンサーが出演している。

現在

  • 岩手めんこいテレビアナウンサー

過去

ナレーター

  • 二階堂芳子(2020年10月 - )

過去

  • 小野寺瑞穂[10]

スタジオ時代の歴代司会者

いずれも岩手めんこいテレビアナウンサー(当時)。

脚注

  1. ^ 山・海・漬 放送開始20周年記念スペシャル 全国に羽ばたくメードイン岩手”. 2016年11月12日閲覧。
  2. ^ ニュース、ミニ番組を除く。ミニ番組では、開局時から2016年3月まで25年間放送された『mitとく得レーダー』があったが、2021年10月には当番組が記録を更新した。
  3. ^ 第180回 番組審議会” (PDF). 岩手めんこいテレビ. 2011年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月15日閲覧。
  4. ^ デジタルハイビジョン放送開始後もアップコンバートしただけで作り替えていない。
  5. ^ オープニングでは波の効果音が挿入される。
  6. ^ a b 当日発行の岩手日報朝刊テレビ欄から。
  7. ^ 2024年4月23日からこの時間帯に。同年3月までは日曜 19:00 - 19:30だった。
  8. ^ kuuuuma73の2019年2月7日のツイート2019年6月30日閲覧。
  9. ^ menkoi_tvの2019年4月12日のツイート2019年6月29日閲覧。
  10. ^ 2020年10月に一時降板。二階堂のほか、高橋裕二井上智晶(岩手めんこいテレビアナウンサー)が代役を務めた。同11月に復帰したが、以後は二階堂と二人で担当するか、オープニング・エンディングのみ担当し、その後、正式に降板。2023年に死去。

外部リンク

岩手めんこいテレビ 月曜19:30 - 20:00
前番組 番組名 次番組
山・海・漬
この期間のみローカル編成
愛する二人別れる二人
※同時ネットに移行
19:00-19:54
B・O・D・Y
19:54-20:00
岩手めんこいテレビ 土曜18:30 - 19:00
花さか天使テンテンくん
※遅れネットに移行
山・海・漬
ここからローカル編成
-

山海漬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 21:02 UTC 版)

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山海漬(さんかいづけ)は、キュウリダイコンなどと数の子酒粕(熟成酒粕)で漬けた漬物の一種[1]新潟県郷土料理

特徴

数の子わさび漬け

名称はキュウリやダイコンなどの「の幸」と数の子の「の幸」による[1]

キュウリシロウリダイコンなどを塩漬け(塩蔵加工品)にしたものと、数の子(塩蔵加工品)を塩抜きし、それらを切り刻み、香辛料・調味料を調合した酒粕に漬け込み、熟成させる。

食塩3%、アルコール0.3%程度である[1]。市販品の多くは数の子が40%程度であるが、70%を上回り農産物漬物の範疇から外れるものもある[1]

出典

  1. ^ a b c d 漬物の製造法”. 全日本漬物協同組合連合会. 2022年4月8日閲覧。

関連項目

外部リンク





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