山浦記義とは? わかりやすく解説

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山浦記義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/16 03:48 UTC 版)

山浦 記義
Kiyoshi YAMAURA
基本情報
名前 山浦 記義
生年月日 (1961-09-20) 1961年9月20日(63歳)
国籍 日本
出身地 大阪府
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山浦 記義(やまうら きよし、1961年9月20日 - )は、大阪府出身[1]プロゴルファー

息子の山浦一希もプロゴルファー[2]

来歴

中学時代にテニスで大阪府チャンピオンとなった経歴を持ち、中学3年生の時に友人に誘われたのをきっかけにゴルフを始めた[3]。練習場で毎日ボールを打ち、1週間後にコースデビューを果たし、50、42の92というスコアでラウンドして以来、92より悪いスコアが出たことがないと後に山浦は語っている[3]

1978年春に当時、年2回行われていたプロテストに合格し、ゴルフ歴僅か1年3ヶ月での快挙、16歳11ヶ月の史上最年少プロゴルファーとなる[3]。「絶対に最年少プロになろう」と誓って和歌山県内のゴルフ場でキャディをしながら練習し、中村通の17歳を抜き、念願を叶えた[1]。同年の秋の部では、中尾豊健飯合肇泉川ピートが合格している[4]。その後は石川遼が16歳3ヶ月という最年少でのプロ入り記録を更新したものの、30年以上の間、最年少プロの記録を保持し続けた[3]

1980年の表蔵王国際東北オープンでは初日を浅井教司小山洋明田中文雄吉武恵治と並んでの4位タイ[5]でスタートし、1985年かながわオープンでは最終日に井上幸一と共に69をマークして安田春雄新関善美と並んでの6位タイ[6]に入った。

プロ入り後はトーナメントで思うような結果を残せず[3]、焦りからなのかスウィングを崩すことになってツアーからの撤退を決意し[3]1990年関西オープン[7]を最後にレギュラーツアーから引退。

30歳でレッスンへの道を歩み始め、現在はスクールでジュニアを中心に指導を行っている[3]。 

脚注

  1. ^ a b 石川遼に抜かれるまで30年 元・最年少プロゴルファーの思い【国内男子ツアー JGTO】”. news.golfdigest.co.jp. 2025年5月16日閲覧。
  2. ^ 〔8/3 指定練〕新人戦覇者・山浦一希は飛距離を武器に大舞台に挑戦”. pga.or.jp. 2025年5月16日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 山浦 記義選手 プロフィール - 日本ゴルフツアー機構 - The Official Site of JAPAN GOLF TOUR”. www.jgto.org. 2025年5月16日閲覧。
  4. ^ “[https://www.golfdigest.co.jp/digest/column/back9/2008/20080205d.asp 遼、最年少プロ宣言で名前があがった 16歳で合格・山浦記義ってどんなプロ?]”. www.golfdigest.co.jp. 2025年5月16日閲覧。
  5. ^ 朝日新聞縮刷版p512 昭和55年8月16日朝刊16面
  6. ^ 毎日新聞縮刷版p495 昭和60年7月15日朝刊17面
  7. ^ 山浦 記義選手 年度別大会成績 - 日本ゴルフツアー機構 - The Official Site of JAPAN GOLF TOUR”. www.jgto.org. 2025年5月16日閲覧。

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