尾添川本流沿いの滝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/17 14:57 UTC 版)
ふくべ大滝 姥ヶ滝 かもしかの滝 岩底の滝 赤石の滝 後高の滝 尾添川沿いから見える滝を上流から順に記載。 ふくべ大滝 瓢箪谷川水系の滝で、瓢箪滝ともいう。落差86m、幅4m。滝壷が大きく、複数あるのが特徴。道路から間近に見ることができるほか、近くには駐車場もある。増水時には水煙で覆われる。 姥ケ滝(うばがたき) 親谷川の滝。落差76m、幅は40m。昔、年老いた老人が髪を梳いたことからつけられた。老人の髪のごとく筋が分かれた滝。石川県内の滝としては唯一、日本の滝百選に指定されている。道路付近の駐車場から急な下り坂を20分ほど歩くと間近に見られる。滝の水を直接浴びることも可能。滝のすぐそばに親谷(どす)の湯がある。源泉の温度は摂氏100度近い。 水法(すいほう)の滝 姥ヶ滝に対して別名尉滝とも呼ばれ男性的な姿の滝である。キリ谷川水系で落差80m。夏は水が少ない。 小親谷の滝 小親谷川水系の滝。眺望に恵まれないため見逃しやすい。近くに大岩がある。 かもしか滝 蛇谷川に架かる橋より見える。落差は40m。複数段に分かれていて、小さな滝が集まり形成しており、五色滝とも呼ばれる。冬は大量の水が流れる。 岩底(かまそこ)の滝 岩底谷川水系の滝。2段になっている。滝の上には直径2mの釜底淵という釜形の底無し淵があるのが特徴。さらに、樹齢500年といわれるケヤキが釜底淵の上にある。落差15m、幅4m。 赤石(あかち)の滝 アカイチ谷川水系の滝。落差30m。夏はあまり良く見えないが、冬の増水時には3本に分かれた滝がくっきりと見えるため「三味線滝」という別名を持つ。 後高(しりたか)の滝 シリタカ谷川水系の滝。増水すると絹のような光沢を見せるが、夏場は水量が少ない。落差は約100mあるが下段しか見えない。
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