小澤大嗣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 14:28 UTC 版)
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OZAWA | |
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プロフィール | |
リングネーム | OZAWA 小澤 大嗣 |
本名 | 小澤 大嗣 |
ニックネーム | The Real Rebel |
身長 | 181cm |
体重 | 93kg |
誕生日 | 1996年10月23日(28歳) |
出身地 | 静岡県静岡市 |
所属 | プロレスリング・ノア |
スポーツ歴 | 走り幅跳び 器械体操 ブレイクダンス[1] |
トレーナー | 清宮海斗 |
デビュー | 2022年9月15日 |
OZAWA(おざわ、1996年10月23日 - )は静岡県静岡市出身の男性プロレスラー。プロレスリング・ノア所属。血液型O型。TEAM 2000Xに所属している。
2022年9月にプロレスリング・ノアでデビュー[2]。ヨーロッパの団体への海外遠征の後、凱旋試合となった2025年1月1日の日本武道館大会でGHCヘビー級王座を初戴冠。デビューから2年4カ月での同王座の戴冠は、史上最短記録となった [3]。
経歴
2021年7月に24歳でプロレスリング・ノアに入門[4]。 1年2ヶ月の練習生時代を経て2022年9月15日の後楽園ホール大会の稲村愛輝戦でデビューする[5]。
2024年1月13日に海外遠征が決定。一連の壮行試合では清宮海斗、大岩陵平、ジェイク・リーと対戦したがいずれも敗れた[6]。
同月からの海外遠征では英国のプログレス・レスリングを中心に活動。同団体ではルーク・ジェイコブスやコナー・ミルズらと対戦している。ドイツやイタリアのインディ団体にも参戦しつつ、英国人レスラーカーラ・ノワールの元でトレーニングを積んだ[7]。10月5日のそのノワールとのシングル戦を最後に、約8ヶ月間の海外遠征を終えて帰国した[8]。
10月14日の後楽園ホール大会から国内での活動を再開し、清宮海斗がリーダーを務めるベビーフェイス・ユニットオール・レベリオンに加入。しかし、19日に予定されていた帰国後の初戦前日に、練習中の左足の立方骨骨折が発表され、試合欠場を余儀なくされてしまう[9]。
欠場中の11月17日、愛知県体育館で行われた齋藤彰俊引退興行にて、マイクパフォーマンスを行う清宮を背後から松葉杖で殴打しヒールターン。TEAM 2000 Xへ加入した[10]。
以降小澤は"ずっと嫌いだった"という清宮と、彼の保持するGHCヘビー級王座を標的とする。12月1日には日本で初披露したリアル・レベルで清宮をKO。左足の負傷が"ちょうど治りそう"だという翌1月1日の日本武道館大会での王座戦の調印書にサインをさせる。また同日リングネームを小澤大嗣からOZAWAへと変更した[10][11][12]。
2025年元日の日本武道館大会のメインイベントでは清宮海斗とのGHCヘビー級王座戦が行われた。10月に予定されていた凱旋試合を骨折で欠場したOZAWAにとって、この試合が負傷明けの復帰戦、また国内では約1年ぶりの試合となった[8]。試合中には清宮らオール・レベリオンにブーイングが飛ぶ一方、セコンド介入などラフファイトをするOZAWAらに歓声が起こるという声援の逆転がみられた。この"異様な空気"の中でOZAWAはピン・フォール勝ちし、GHCヘビー級王座を獲得[13]。デビューから2年4カ月での同王座の戴冠は、史上最短記録となった[4] 。
王者となってからは2月11日の後楽園ホール大会でガレノ・デル・マルを相手に初防衛[14]。
3月2日の横浜武道館大会では、GHCナショナル王者の征矢学とのランバージャック形式のダブル王座戦が行われた。ピン・フォール勝ちしたOZAWAは史上初の2冠王者となるが、"2軍、3軍のベルト"としナショナル王座を試合後に返上した[15][16]。
5月3日の両国国技館大会でKENTAを退けた後、5月18日の後楽園ホール大会で清宮との再戦にも勝利し5度目の防衛に成功した[17]。
得意技
フィニッシュ・ホールド
打撃技
投げ技
飛び技
タイトル歴
- GHCヘビー級王座:1回(第46代)[18]
- GHCナショナル王座:1回(第16代) [18]
人物
入場テーマ曲
脚注
- ^ a b c “選手名鑑 OZAWA 週刊プロレスmobile”. 2025年1月8日閲覧。
- ^ “OZAWAはなぜNOAHの“絶景”を創り出せたのか。ファンの不満を代弁するダークヒーローが魅せる現実を超えた“リアリティ””. バトル・ニュース. 2025年5月23日閲覧。
- ^ 『週刊プロレス 2025年1月22日号』ベースボールマガジン社、2025年、23-24頁。
- ^ a b c “OZAWA 選手紹介 | プロレスリング・ノア公式サイト | PRO-WRESTLING NOAH OFFICIAL SITE”. www.noah.co.jp. 2025年5月23日閲覧。
- ^ “【ノア】約2年ぶりの新人・小澤大嗣がデビュー「上の人間、全員引きずり下ろす」”. 東スポWEB (2022年9月15日). 2024年11月20日閲覧。
- ^ “小澤大嗣、ジェイク・リーに挑んだ「壮行試合」で完敗…英国武者修業へ「必ず強くなって帰ってきます」…1・23横浜全成績”. スポーツ報知 (2024年1月24日). 2024年11月20日閲覧。
- ^ 『週刊プロレス 2025年1月1日号』ベースボールマガジン社、31頁。
- ^ a b “Matches « OZAWA « Wrestlers Database « CAGEMATCH - The Internet Wrestling Database”. www.cagematch.net. 2025年5月23日閲覧。
- ^ “【ノア】凱旋帰国しオール・レベリオンへ加入したばかりの小澤大嗣が左足立方骨骨折で離脱へ - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com (2024年10月18日). 2024年11月20日閲覧。
- ^ a b “【ノア】清宮海斗がGHC防衛も小澤大嗣が悪に寝返り「清宮はDV野郎、自分も被害者」と告発 - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com (2024年11月17日). 2024年11月20日閲覧。
- ^ 千葉修宏. “【ノア】骨折は仮病?乱入した暴露系レスラー小澤大嗣が清宮海斗にシューティングスタープレス! - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2025年5月23日閲覧。
- ^ “【NOAH】清宮KOで強制サイン…小澤が「OZAWA」としてGHCヘビー挑戦へ モリスは「史上最大のX」とGHCタッグ挑戦へ”. プロレス/格闘技DX. 2025年5月23日閲覧。
- ^ “【1ページ目】【ノア】清宮海斗 OZAWAに敗れ王座陥落…会場からの大ブーイングに「しっかり一度考えないと」”. 東スポWEB (2025年1月2日). 2025年5月23日閲覧。
- ^ “2/11後楽園ホール大会 試合後コメント OZAWAがガレノ完全粉砕でGHCヘビー初防衛 ナショナル王者・征矢とのW王座戦が決定的に | プロレスリング・ノア公式サイト | PRO-WRESTLING NOAH OFFICIAL SITE”. www.noah.co.jp (2025年2月12日). 2025年3月5日閲覧。
- ^ マスクドTODAY (2025年3月3日). “【ノア】OZAWAが波乱の二冠戴冠!タダスケ裏切り、征矢撃破でGHCヘビー&ナショナル王者に「ナショナル王座いらない」と即返上 | プロレスTODAY”. 2025年5月23日閲覧。
- ^ “【1ページ目】【ノア】OZAWAが史上初のGHCヘビー&ナショナル2冠王者に 造反のタダスケ「TEAM 2000X」加入”. 東スポWEB (2025年3月2日). 2025年5月23日閲覧。
- ^ 千葉修宏. “【ノア】OZAWAが清宮海斗との激闘制しV5「清宮はパシリとしてT2KX新メンバーに」 - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2025年5月23日閲覧。
- ^ a b c d e “OZAWA 選手紹介 | プロレスリング・ノア公式サイト | PRO-WRESTLING NOAH OFFICIAL SITE”. www.noah.co.jp. 2024年11月20日閲覧。
- ^ noah_taishiのツイート(1872228640622276958)
- ^ “【ノア】OZAWAがまたもガレノのマスク剥ぎ「絶対にお前の中身、味見してやるからな!」”. 東スポWEB (2025年2月2日). 2025年2月2日閲覧。
- ^ “【ノア】OZAWA憤怒 GHC挑戦者にガレノ逆指名「兄貴と一緒にメキシコに強制帰国させてやる」 アレハンドロ(左)に旋風脚を決めるOZAWA ”. 東スポWEB (2025年1月1日). 2025年3月28日閲覧。
- ^ “【ノア】新王者OZAWAが拳王を侮辱「お前は遊んでやるけどくそザコだからベルトはかけない」清宮海斗(左)にドロップキックを決めるOZAWA(撮影・鈴木正人) ”. 日刊スポーツ (2025年1月2日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ a b ““リアルレベル・ショック”でNOAHに大革命!暴露系プロレスラー・OZAWAが清宮海斗を下してGHCヘビー級王座を史上最速戴冠! ”. バトル・ニュース (2025年1月2日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ a b “NOAHにダークヒーローが爆誕! キャリア2年4カ月、実績もないOZAWAが清宮海斗を撃破「こんなヤツがトップにいたから今のNOAHの惨状がある」 ”. ABEMA TIMES (2025年1月2日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ noah_taishiのツイート(1895396917548581293)
- ^ “【ノア】OZAWA vs 拳王の一騎打ちは〝灰色決着〟 オールレべリオン新加入のガレノがGHC挑戦名乗り”. 東スポWEB (2025年1月11日). 2025年5月3日閲覧。
外部リンク
- プロレスリング・ノア公式プロフィール
- OZAWA (@noah_taishi) - X(旧Twitter)
- OZAWA (@t_yoz777) - Instagram
- 小澤大嗣のページへのリンク