寿三郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/02 14:56 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2017年1月)
|
寿三郎(じゅさぶろう、文化10年(1813年) - 没年不詳)は、江戸時代の漂流民。肥後国玉名郡坂下(現・熊本県南関町)出身。
生涯
天保5年(1834年)、同郷・肥後国出身の庄蔵の船で天草を出航し長崎へ向かうが、途中で嵐に遭って庄蔵ら3名とともにスペイン領のルソン島へ漂流する。
その後、現地で保護を受けて、天保8年(1837年)スペイン船でスペイン領マカオに移り、同じくアメリカに漂流していた音吉ら3名と合流する。同年、帰国するためにアメリカ商船のモリソン号で浦賀へ向かうが、異国船打払令のため失敗。続いて薩摩山川港では庄蔵と上陸を果たすが、結局帰国は叶わなかった。
その後はマカオで庄蔵と余生を送り、嘉永ころまでには没したという。
演じた人物
注釈・出典
関連項目
固有名詞の分類
- 寿三郎のページへのリンク