寿仙院 (台東区)とは? わかりやすく解説

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寿仙院 (台東区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 02:11 UTC 版)

壽仙院
所在地 東京都台東区西浅草3-28-1
位置 北緯35度43分1.32240秒 東経139度47分32.39520秒 / 北緯35.7170340000度 東経139.7923320000度 / 35.7170340000; 139.7923320000座標: 北緯35度43分1.32240秒 東経139度47分32.39520秒 / 北緯35.7170340000度 東経139.7923320000度 / 35.7170340000; 139.7923320000
山号 泰昭山
院号 壽仙院
宗派 日蓮宗
本尊 一塔両尊
創建年 慶長8年(1603年
開山 日経
中興年 明暦3年(1657年)頃
公式サイト 浅草寿仙院
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壽仙院(じゅせんいん)は、東京都台東区にある日蓮宗寺院

歴史

1603年慶長8年)、日経によって開山された。日経が創建した常楽寺の塔頭「仙林坊」として創建された。しかし日経は1608年(慶長13年)の慶長宗論に敗れ、罰として常楽寺とともに廃寺に追い込まれた[1]

1657年明暦3年)の明暦の大火の後、こっそりと再興していた。その後発覚することになるが、寺社奉行の図らいにより、改称することを条件に不問に付することになった。そこで常楽寺は「慶印寺」に、仙林坊は「壽仙院」に改称した[1]

1921年大正10年)、もう一つの塔頭「寛受院」とともに慶印寺に合併・移転する計画があったが、当院住職が反対したため、当院のみが残ることになった。ちなみに慶印寺は、元の常楽寺に改称し、東京都新宿区に現存している[1]

当院は長らく顕本法華宗の法統であったが、1941年昭和16年)の三派合同により日蓮宗となった。戦後も日蓮宗に残留している[2]

交通アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 当山の縁起壽仙院
  2. ^ 浅草仏教会創立五十周年記念事業実行委員会 編『浅草仏教会創立五十周年記念誌』浅草仏教会、1989年、91p

参考文献

  • 浅草仏教会創立五十周年記念事業実行委員会 編『浅草仏教会創立五十周年記念誌』浅草仏教会、1989年

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