対称性の自発的破れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 03:06 UTC 版)
「標準模型の歴史」の記事における「対称性の自発的破れ」の解説
この成功の鍵は、南部陽一郎による超伝導理論を元にした、自発的対称性の破れ1960年である(ちなみに、朝永振一郎の中間結合論が、超伝導にの3個の原理のひとつに使われる)。対称性の自発的破れを元に、1964年にフランソワ・アングレール、ロベール・ブルー、ゲラルド・グラルニク、カール・リチャード・ハーゲン(英語版)、トム・キッブル(英語版)、ピーター・ヒッグスによって粒子に質量を与えるヒッグス機構が考案された。南部は自発的対称性の破れで、益川・小林と共にノーベル賞を受賞した。
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