寺号について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 22:10 UTC 版)
甘南美とは甘南備、神奈備が転じた名前という。甘南美寺の奥の院を甘南備神社ともいう。橘諸兄の父、美努王(みぬのおおきみ)を祀る。 南北朝時代の南朝に仕えた楠木正成の夫人・久子は、同族全滅の後、日本中の神奈備(神の棲む所の意)という所へ旅をし、美濃国伊自良を気に入り甘南備神社にこもったという。土地の人々から尊敬され、伊自良の各所に自分の郷里の河内国甘南備村の地名を与えたという。平井、長滝、掛、松尾などの地名が該当する。
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