寛文印知の記載例とは? わかりやすく解説

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寛文印知の記載例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/11 20:08 UTC 版)

寛文印知」の記事における「寛文印知の記載例」の解説

寛文印知の記載例として、以下に播磨赤穂藩藩主浅野長直宛の領知朱印状領知目録を示す(ただし賀西郡の内24名を省略する)。一つの郡一円領有する場合には「~郡一円」と表記され領知目録には名が記載されない。また一つ郡・村複数領主分割する場合は「~郡之内」「~之内」と表記される。 「 播磨国赤穂郡百拾九箇五千百石、賀西郡内三拾三箇村八千九百弐拾石八斗余、賀東郡内弐拾四箇村八千弐百壱石九斗余、佐用郡五箇村千弐百拾弐石弐斗、都合五万三千五百石余(目録別紙)事、如前々充行之訖、全可領知者也、仍如件 寛文四年四月五日御朱印 筆者 大橋左衛門 浅野内匠頭とのへ 目録播磨国 赤穂郡一円十九村 高五千百石三百拾弐六斗七升五合籠高 賀西郡之内 三拾三箇村 上野村 広原村 佐谷村 下芥田 (中略) 新田村八千九百弐拾石八斗五合 賀東郡之内 弐拾四箇村 穂積村 会我 貝村 垂水村 窪田村 鳥居村 家原村 中村 北 梶原村 木村 上田村之内 仁我井村 大門村 沢部田村 下三草村 上三草 牧野村 多井田村 田中村 北野村 河高村 野村 高八千弐百壱石九斗七升四合 佐用郡之内 五箇村 西本郷 海田村 蔵垣内村 中山村 山田村 高千弐百拾弐石弐斗 都合五万三千五百三拾四石九斗七升九合右今度被差上郡村帳面相改、達 上聞被成御朱印也、此儀両人奉行被 仰付執達如件 永井 伊賀守 尚庸 寛文四年四月五日 小笠原山城守 長瀬 浅野内匠頭殿 」

※この「寛文印知の記載例」の解説は、「寛文印知」の解説の一部です。
「寛文印知の記載例」を含む「寛文印知」の記事については、「寛文印知」の概要を参照ください。

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