富津市のフンチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/16 15:00 UTC 版)
ホンチと同じく江戸時代から富津市地域で受け継がれ、こちらも第二次世界大戦後の昭和20年代(1945年-1955年代)に子供達の間で爆発的な人気を博した。当時駄菓子屋で販売されていたクモ箱が、最盛期に年間60万箱も生産されていた事からもその人気度が伝わってくる。しかしその人気も、高度経済成長と共に子供達の遊び道具が変化していった事で姿を消してしまった。 1999年(平成11年)に地元のフンチ愛好家が集まり、富津フンチ愛好会を結成し、10代~80代の会員が60名以上集い次世代に繋げていこうと活動を開始した。毎年5月の大型連休に横綱決定戦を開催し、一般の参加者も含めトーナメント形式で横綱を決定している。毎年メディア[どこ?]にも取り上げられ、参加者、見学者含め300名を超えるイベントとなっている(2014年現在)。年々見学者も増加し、富津市の町おこしとして1大イベントになっている。 横浜のホンチは市により文化財に登録されたがフンチは無指定であるため、富津フンチ愛好会は無形民俗文化財の指定(または登録)を目指し毎年5月に大会開催などの活動を行っている。
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