富士重工業製レールバス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 14:10 UTC 版)
「レールバス」の記事における「富士重工業製レールバス」の解説
国鉄がレールバスを採用した流れを受け、バスボディメーカーでもあった富士重工業が、地方私鉄向けにレールバスの製造を開始、羽幌炭礦鉄道(キハ11)と南部縦貫鉄道(現・南部縦貫)(キハ101・102)に納入している。富士重工業製のレールバスは車体自体がバス工法(モノコック)で組み立てられているのが特徴である。 羽幌炭礦鉄道のものはやはり収容力の問題から数年でより大形の車輛(キハ22形)に役目を譲っているが、旅客数の少ない南部縦貫鉄道のレールバスはバスの耐用年数を大幅に上回って鉄道の運行休止まで30年以上主力として使用され続けた。さらに同車は路線休止・廃止後も動態保存されており、製造から50年を経過してもなお実際に乗車できる状態で維持されていることが特筆される(詳細)。
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