信楽高原鐵道SKR310形気動車とは? わかりやすく解説

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信楽高原鐵道SKR310形気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/13 00:48 UTC 版)

信楽高原鐵道SKR310形気動車
「SHINOBI-TRAIN」ラッピングのSKR311
基本情報
製造所 富士重工業
製造年 2001年 - 2002年
製造数 2両
主要諸元
軌間 1,067 mm
編成定員 94名(座席44名)
自重 27.00 t
全長 15500 mm
全幅 3090 mm
全高 4010 mm
車体 普通鋼
台車 動台車:FU34KD
従台車:FU34KT
機関 日産ディーゼルPF6HT03
機関出力 295 PS
変速機 液体式
搭載数 1基 / 両
制動装置 電磁直通
保安装置 ATS-SW
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信楽高原鐵道SKR310形気動車(しがらきこうげんてつどうエスケーアール310がたきどうしゃ)とは、2001年(平成13年)に投入された、信楽高原鐵道の一般形気動車である。

概要

「SHINOBI-TRAIN」ラッピングのSKR312。SKR311と異なり紫基調のデザインとなっている。

SKR200形の老朽化に伴い、SKR311が2001年11月に、SKR312が2002年(平成14年)9月に登場した車両である。入れ替わりにSKR201・SKR203は廃車になった。

富士重工業レールバスの一種LE-Carのボギー車版LE-DCSKR300形の増備車で、外観は変わらない。SKR300形から改良された点として、エンジンが295馬力日産ディーゼルPF6HT03になり、保安ブレーキは二重化された。SKR300形との共通点として、信楽高原鐵道列車衝突事故後の安全車両で、バンパー付き車両、車内もバリアフリー化、車椅子スペースがとられている。登場当初は緑帯に狸のキャラクターと会社のロゴが描かれていた。

2017年(平成29年)にはJR西日本草津線113系1編成と共通で、SKR311とSKR312の2両ともラッピング列車「SHINOBI-TRAIN」へ改装された。SKR311は緑、SKR312は紫を基調としたラッピングとなっている。2017年(平成29年)2月25日より運行を開始し、主に平日の日中を中心に運行している[1][2]。なお、制御システムの相違から後に導入されたSKR400形SKR500形とは併結できない。

各車状況

車両番号 竣工 車籍
311 2001年11月 在籍中
312 2002年9月 在籍中

ギャラリー

脚注

出典

  1. ^ JR草津線113系・信楽高原鐵道SKR310形の忍者列車「SHINOBI-TRAIN」運行開始”. マイナビニュース (2017年2月26日). 2018年3月1日閲覧。
  2. ^ 信楽高原鐵道・JR「SHINOBI-TRAIN」の運行について”. 甲賀市 (2017年2月25日). 2018年3月1日閲覧。

参考文献





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