シュッコンカスミソウ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 22:14 UTC 版)
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![]() シュッコンカスミソウ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Gypsophila paniculata L. | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Baby's-breath |
シュッコンカスミソウ(宿根カスミソウ、Gypsophila paniculata)は、ナデシコ科の植物。仏花用などに切り花が生産されるほか、花壇用などとして栽培される。カスミソウ属の中でもっとも商業生産量の多い植物である[1]。コゴメナデシコ、ハナイトナデシコという和名もある。
特徴
原産は地中海沿岸、中央アジア、シベリア[1]。花色は白で、岐散花序を形成し、一つの花茎に数千の小花をつける[1]。
日長が長いほど開花が促進される長日植物で、短日条件では開花が抑制される。25度以上の高温にさらされた後、一定時間低温に遭遇することでロゼット化が誘導される[1]。
利害
切り花や花壇用に栽培・生産される。開花調節技術が確立されており、周年供給が可能である。日本では1975年ごろから需要が拡大し、急速に生産量が増加した[1]。挿し芽による栽培が一般的である[1]。日本では熊本県で生産量が多い。
脚注
宿根カスミソウ (G. paniculata)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:09 UTC 版)
「カスミソウ属」の記事における「宿根カスミソウ (G. paniculata)」の解説
コゴメナデシコ(小米撫子)、ハナイトナデシコ(花糸撫子)ともいう。温室やビニールハウスで営利栽培されることが多い。花は八重咲きの物が多く、周年出荷されている。タネが売られているが、これは温室用品種の、接ぎ木の台木にするものである。花は一重咲きで、夏の一時期にしか咲かない。
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