家族数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/12 04:04 UTC 版)
1970年、歴史家のジョン・デモスがピルグリムに関するかなり包括的な人口動態調査を行い「小さな共和国」を発表した。この報告書では、植民地の平均的家族の子供の人数は第1世代で7.8人だったのに対し、第2世代で8.6人、第3世代で9.3人と増加した。幼児の死亡率もこの間に減少し、第1世代で生まれた子供が21歳に達するのは7.2人だったのに対し、第3世代では7.9人となった。平均寿命は男の方が女より高かった。21歳まで成長した男は平均寿命が69.2歳だった。この中で55%以上が70歳以上まで存命し、15%足らずが50歳前に亡くなった。女性の場合、子育てに固有の難しさのために、これらの数字がかなり低かった。21歳まで成長した女の平均寿命は62.4歳だった。この中で45%足らずが70歳以上まで存命し、約30%が50歳前に亡くなった。 フィリップ王戦争のとき、プリマス植民地だけが成人男性人口の8%を失った。この戦争が終わるまでに、ニューイングランドにあった約100の町の3分の1が焼け出され放棄された。このことはニューイングランドにおけるイギリス人人口にかなりの影響を与えた。[67]
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