家庭生活と作家活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 03:41 UTC 版)
れい子は母校代陽小学校教員時代、ある研究会で中学教師と恋に落ちたが、その教師は転勤する。大きな痛手を受けたことを、短歌に残している。台中北斗小学校教師時代、歌の同人誌で教師の坂口貴敏と知り合う。坂口は結婚していたが妻の急死の後求婚され、れい子は結婚した。元台湾共産党員で作家が、日本が負ける前にれい子に言った。「あなたは幸い台湾本島人のことをかなり勉強した。蕃人の生活をみておくと、日本に持ち帰る唯一の財産だ。46年3月基隆港から日本に引き揚げる。引揚げ後は、生活に苦しんだ。夫の酒乱と負債、そして急死。れい子は生きる苦しみの合間に、とぎれとぎれに作品を書いた。
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