室生赤目青山国定公園
[赤目四十八滝]
三重・奈良県境に延びる山地で、室生火山群、布引(ぬのびき)山地、高見山地などを含む。大洞山、倶留尊(くろそ)山など1,000m前後の山々が並ぶ室生火山群は、各所に溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)の柱状節理(ちゅうじょうせつり)がよく現れており、断崖の続く屏風岩、兜岳や香落渓(こおちだに)に著しい。
滝や淵が連続する赤目四十八滝は、古くから修験道の場としても知られる。布引山地は、隆起準平原の青山高原に代表されるなだらかな台地である。
生物相は、植生に2次林が多いとはいえ多彩で、特にオオサンショウウオはこの地域が全国屈指の生息地とされる。一帯は古くから文化の開けた地域であるだけに、天平時代の五重塔を持つ室生寺や北畠神社をはじめ、人文景観にも見るべきものが多い。
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