実況パワフルプロ野球'95
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/23 15:36 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ジャンル | スポーツゲーム |
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対応機種 | プレイステーション(PS) |
開発元 | コナミ |
発売元 | コナミ |
人数 | 1~2人用 |
メディア | CD-ROM |
発売日 | 1994年12月22日 |
デバイス | メモリーカード対応(3ブロック) |
『実況パワフルプロ野球'95』(じっきょうぱわふるぷろやきゅう きゅうじゅうご)は1994年12月22日にコナミより発売されたプレイステーション(PS)用野球ゲームソフト。実況パワフルプロ野球(パワプロ)シリーズの第2作目にあたり、PSシリーズ初の野球ゲームである。
本稿では1995年7月14日に発売されたプレイステーション、セガサターン用ソフト『実況パワフルプロ野球'95開幕版』についても同時に記す。
概要
1994年3月11日にスーパーファミコン(SFC)用ソフトとして発売された『実況パワフルプロ野球'94』をプレイステーションに一新したタイトル。選手データは1994年末当時の最新のものに更新されている。SFC版'94はセーブ機能がなく、パスワードを書き留める必要があったが、本作はメモリーカードに対応しており、ペナントやシナリオの途中経過をセーブすることができる。
パッケージイラストはライトグリーンで、パワプロ君がバットをかついでいるもの。'94や2と異なり実況者はアナウンサーではなく、声優の宮田浩徳。ウグイス嬢役は根谷美智子が担当している。翌年にアーケードで発売された『'96』は、本作がベースとなっている。
ゲームモード
選択できるモードは「対戦モード」、「ペナントモード」、「シナリオモード」、「サウンドセレクト」の4つのみ。
対戦モード
- ひとりで対戦
- CPUと対戦する一人用のモード。
- ふたりで対戦
- コントローラーを2つ使い、2人で対戦する。
- のんびり観戦
- CPU対CPUの試合を観戦する。
- オプションメニュー
- オート、マニュアルの設定、コンピュータの強さを「易しい、ふつう、難しい」の3段階から選択、エラーや風の有無、イニング数、コールドゲームの設定を行う。
ペナントモード
ペナントレースを行う。試合数は全5試合、15試合、130試合から選択可能。途中経過はメモリーカードにセーブ可能。
シナリオモード
1994年シーズン中の一場面を再現しており、勝利を収めるのが目的のモード。
- 対読売ジャイアンツ戦 「再逆転」
- 対中日ドラゴンズ戦 「重い一球」
- 対広島東洋カープ戦 「快投 27人斬り!」
- 対阪神タイガース戦 「ミスター火曜日」
- 対ヤクルトスワローズ戦 「5時間42分の死闘」
- 対横浜ベイスターズ戦 「横浜打線を黙らせろ!」
- 対西武ライオンズ戦 「リリーフを打ち崩せ!」
- 対近鉄バファローズ戦 「開幕!魔の9回裏」
- 対オリックス・ブルーウェーブ戦 「熱パ首位攻防」
- 対福岡ダイエーホークス戦 「タカ打線を抑えろ」
- 対千葉ロッテマリーンズ戦 「速球王を攻略せよ」
- 対日本ハムファイターズ戦 「一発!サヨナラ」
サウンドセレクト
実況の有無、サウンドのステレオ/モノラルの選択が可能。
実況パワフルプロ野球'95開幕版
ジャンル | スポーツゲーム |
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対応機種 | プレイステーション(PS) セガサターン(SS) |
開発元 | コナミ |
発売元 | コナミ |
人数 | 1~2人用 |
メディア | CD-ROM |
発売日 | PS:1995年7月14日 SS:1995年7月28日 |
デバイス | PS:メモリーカード対応(3ブロック) |
1995年7月14日に発売されたニューバージョン。選手データが1995年5月14日までのデータに更新されている。練習用の「キャンプモード」の追加、コントローラのタイプの選べる「コントローラ」モードの追加がなされている。また、対戦やペナント時の設定で監督オート、投球オート、打撃オート、ミートカーソルのロックオンが選択できるようになっている。また、球場のロング画面が前作より広くなっている。
パッケージイラストは黄色と青で、パワプロ君がバットをホームラン予告のように掲げているもの。
PS版発売の2週間後である1995年7月28日にはセガサターン版も発売された。PlayStation版とはタイトル画面など一部が異なる。
シナリオモード
- 対読売ジャイアンツ戦 「魔の一球!危険球退場」
- 4月8日、桑田真澄が9回表に危険球で退場してしまう。この影響で投手が交代。ヤクルトは巨人を打ち崩せるか。
- 対中日ドラゴンズ戦 「一球で敗戦投手」
- 4月27日、落合英二は1球投げただけて阪神に逆転されてしまう。中日はこの危機的状況を直せるか。
- 対広島東洋カープ戦 「明暗 火消し対決」
- 対ヤクルトスワローズ戦 「リリーフを打ち崩せ!」
- 対阪神タイガース戦 「ピンチ!9回の猛攻」
- 対横浜ベイスターズ戦 「打って打って突き放せ」
- 対西武ライオンズ戦 「開幕!大乱打戦」
- 対オリックス・ブルーウェーブ戦 「四番の意地」
- 対近鉄バファローズ戦 「記録達成を阻止せよ!」
- 対福岡ダイエーホークス戦 「劇的!逆転劇」
- 対千葉ロッテマリーンズ戦 「対決!剛球王」
- 対日本ハムファイターズ戦 「東京ドームの悪夢」
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