実況パワフルプロ野球2009とは? わかりやすく解説

実況パワフルプロ野球2009

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/30 08:41 UTC 版)

実況パワフルプロ野球2009
ジャンル プロ野球ゲーム
対応機種 PlayStation 2
開発元 パワプロプロダクション
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
人数 1~2人
メディア PS2:DVD-ROM
発売日 2009年3月19日
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
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実況パワフルプロ野球2009』(じっきょう ぱわふるぷろやきゅうにせんきゅう)は、2009年3月19日[1]コナミデジタルエンタテインメントから発売したPlayStation 2用最後のパワプロシリーズ。家庭用ゲーム機で発売された作品では『2002春』以来の西暦表記[2]の作品である。

概要

今作は『実況パワフルプロ野球15』をベースに、選手データや球場のデータを更新し、サクセスモードも新たなモード(ドリームJAPAN編)が追加されてはいるが、基本的には再録したものである。システムの大きな変更なども無いため、『実況パワフルプロ野球15決定版』といった印象が強くなっている。従来同年内の末(12月半ば辺りが多い)に『決定版』として出されるものとほぼ同じ扱いである。

ちなみに『MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島』、サクセスモードの『白球ドリーム編』は、パスワードを入力することによって登場する。

姉妹作として、同時発売のWii専用ソフト『実況パワフルプロ野球NEXT』があるが、『2009』は収録されている野球モードや野球画面が『15』を継承しているのに対して[3]、『NEXT』はそれらが一新されているため、『NEXT』は『15』の『決定版』、『2009のWii版』という扱いではない。キャラクターも一新されており、タイトルは違えど内容はほぼ同一であった『パワプロ14』・『パワプロWii』とは対照的である。

千葉ロッテマリーンズによるプレミアムキャンペーンが行われた[4]

前作との変更点

野球部分

  • 3月発売であったため、新入団選手以外のデータは基本的に2008年終了時のものである。新入団選手は能力が低めに設定されている。 

サクセスモード

  • 今作のサクセスモードは、監督という立場から高校選手を育成する「栄冠ナイン」、既存日本人選手を育成する「ドリームJAPAN」、15のメインサクセス「白球ドリーム」の3本。新規シナリオは収録されない。また、上記の通り「白球ドリーム」は隠しシナリオであり、シナリオ選択画面でコマンドを入力することによりプレイ可能になる[5]

各シナリオの詳細は実況パワフルプロ野球14(ドリームJAPAN)、実況パワフルプロ野球15(栄冠ナイン、白球ドリーム)を参照。

その他

脚注

外部リンク

公式サイト
前作
実況パワフルプロ野球15
2008年7月24日
実況パワフルプロ野球メインシリーズ
実況パワフルプロ野球2009

2009年3月19日
次作
実況パワフルプロ野球2010
2010年7月15日




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5
サクセス今作は過去にNINTENDO64で発売された『実況パワフルプロ野球5』と『実況パワフルプロ野球6』のサクセスモードのグラフィックとサウンドと内容などを完全に作り直したリメイク版を収録。作った選手はアレンジモードに入れてJUBCの練習試合で使用したり、パスワード登録で以下の作品に移籍可能。実況パワフルプロ野球ポータブル4実況パワフルプロ野球2009実況パワフルプロ野球2010プロ野球スピリッツ6プロ野球スピリッツ2010また『パワポタ4』や『プロスピ2010』から本作品への選手転送も可能だが、本作ではプロ野球球団の許諾を得ていないため、球団を選択する項目は削除されている。JUBC今作のオリジナルのモード。JUBCとは架空の大学野球大会「全国大学野球カップ」のことであり、大学野球が舞台である『パワプロ6』のチームと『パワポタ4』のチームが登場する。最初に選べるのは6チームのみで、出現していない大学はトーナメントモードの敵チームとして登場して、敵チーム勝った状態でトーナメントに優勝すると勝った敵チームが使えるようになる。登場チーム作品パワプロ6パワポタ4味方チームパワフル 熱血 官僚 仏契 あかつき するめパワフォー 海東学院 白薔薇かしまし学園敵チーム近代学院 帝王愛羅武 忍隠れ 未来先鳥本作において「パワフル大学」「パワフォー大学」「白薔薇かしまし学園大学」では、パワプロ君/パワ子はチームの固定選手として登場する。「帝王大学」は「パワプロ11」にも登場しているが「パワプロ6」の山口の世代であるため、友沢は登場しない。メインであるトーナメントに加えて、好きなチームと対戦できる練習試合の2つのモードがある。トーナメントモードは全4戦による勝ち抜き方式で、選んだ大学のストーリーに沿ってひたすら勝ち抜いていき優勝を目指す。練習試合ではJUBCに登場するチームに加えてアレンジモードで作ったアレンジチームでプレイできる。なお、本作は1人用のCOM対戦のみで、プレイヤー同士の対戦である通信対戦は搭載されていない。アレンジ
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