宗教改革以降の小さき兄弟会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 10:31 UTC 版)
「フランシスコ会」の記事における「宗教改革以降の小さき兄弟会」の解説
宗教改革の際にも小さき兄弟会の会員は5万人の会員を擁し、18世紀中葉にはその数は13万人以上に増加している。 上記のように、小さき兄弟会では、会自体の刷新をめざして多数の改革派が生まれた。1897年、教皇レオ13世は会則派(オブセルヴァンティス派)の再統一をおこなっている。フランシスコ会は現在、「小さき兄弟会」「コンベンツァル・小さき兄弟会」「カプチン・小さき兄弟会」に区別される。なお、「アウシュヴィッツの聖者」といわれたマキシミリアノ・コルベはコンベンツァル会の出身であった。 20世紀後半(1986年)現在の会員数は、第一会の場合「小さき兄弟会」約2万人、「コンベンツァル・小さき兄弟会」約4,000人、「カプチン・小さき兄弟会」約1万1,900人、第二会「クララ会」が約1万7,000人、第三会の「律修会」約1,000人、「同修道女会」約17万7,000人、「在世会」約220万人となっている。
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