宗形まりえ(むなかた まりえ) - かとうかず子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:09 UTC 版)
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57 - 62歳(第1部)→71歳 - (第2部)→77歳(第3部)。郁造の妻。勝の実母、桜子の養母。家事は桜子と賄い婦任せ。郁造と勝の桜子への愛に気づいており困惑している。郁造が起こした心中事件がきっかけで桜子へ辛くあたるようになる。沙也香の事は非常に気に入っていたが出て行ってしまい、宗形家の不幸はすべて桜子のせいだと思っている。勝が唯幸の圧力で苦しみながらも酒蔵を必死に守っている最中も、他人ごとのように暢気に趣味の俳句に夢中になっている。心中が続く千年桜を不気味に思い、勝に伐採を命じる。その後、認知症が始まり、勝と桜子が結婚し孫が生まれたと思い込んでいる。さくらと陸雄の心中失敗を見て笑う。桜子の葬儀の際は勝と桜子の結婚式が始まると勘違いして喜ぶ。
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