宍道湖十景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 03:26 UTC 版)
1951年、松江市は宍道湖十景を選定した。内容は、松江城の雪、天倫寺の晩鐘、秋鹿の出雲富士、一畑寺の月、平田の愛宕山の秋色、宍道の宿の夕鴨、玉造灘の春霞、嫁ヶ島の残照、白潟沖のえびかがり、大橋の朝霧である。 松江城の天守閣(国の重要文化財→2015年国宝に指定)は、宍道湖から約500m北に位置する。天倫寺の鐘は国の重要文化財であり、表面の彫刻で有名。松江市街の西のはずれの湖岸にほど近い台地にある。出雲富士は大山の別名。一畑寺は出雲市にある一畑薬師の略名、眼病に効果があるといわれている。愛宕山は、出雲市にある斐伊川を見下ろす丘。えびかがりとは、かがり火を使って湖内のエビを採取する漁法の一種。大橋とは宍道湖が大橋川に流れ出してまもなくの位置にかかる橋。晴天時に蒸発した水蒸気が朝方霧になりやすいことによる。
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