安定処理(工事、工法)
比較的性状が劣る材料に、安定材を添加混合して改良する工法。安定処理には軟弱路床の土質改良を目的とするものと、路盤材料の修正CBRやPI(塑性指数)を改善するものがある。
・石灰安定処理
路床土などに消石灰、又は生石灰を加えて、スタビライザなどを用いて混合する安定工法で、軟弱な路床土の安定処理に用いる他、粘土分を含む砂利、山砂などを骨材に用い、中央プラントで混合したものは路盤にも用いる。
・セメント安定処理
現地材料叉はこれに補足材料を加えたものに、数%のセメントを添加混合し、最適含水比付近で締固めて路盤をつくる工法。
・歴青安定処理
現地産材料又はこれに補足材料を加えたものに、アスファルトなどを混合して路盤を築造する工法。常温混合式と加熱混合式、現場混合式とプラント混合式がある。現在は、表層及び基層用アスファルト混合物と同様の材料、方法による加熱プラント混合式がほとんどである。
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