宇部興産専用道路専用車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 08:34 UTC 版)
「セミトレーラー」の記事における「宇部興産専用道路専用車」の解説
山口県に立地する宇部興産の各拠点間を、宇部興産専用道路(同社の構内扱い)においてセメントの原料を運搬する構内専用車が導入されている。伊佐工場からはクリンカーや石灰石を宇部セメント工場へ、宇部港から石炭を伊佐工場へ、それぞれ運搬している。 並走する国鉄(現 JR西日本)美祢線より輸送コストが安いことに着目し、1981年にアメリカから試験的に1セット輸入したのち、国産メーカーで同社にトラクタを供給していた三菱自動車工業(現 三菱ふそうトラック・バス)といすゞ自動車がトレーラーを開発し、運用に供した。 その後、さらに大量輸送の可能性を模索しトリプルスを開発、2000年代初頭まで2代目が活躍していた。なお、鉄道輸送が主体であったこれらの輸送は徐々に切り替えられ、1998年からは全量がこの専用道路での輸送となっている。
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