宇田泰三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/01 05:57 UTC 版)
宇田 泰三(うだ たいぞう、1947年 - )は、日本の化学者。大分大学工学部名誉教授、元宇部興産中央研究所診断薬研究室長。学位は工学博士(九州大学)。
研究業績
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2005年9月に、世界ではじめてインフルエンザウイルスを無効化するスーパー抗体酵素(Antigenase)を作り出すことに成功した。このスーパー抗体酵素は、抗体でありながら酵素作用を持っており、狙った蛋白質を天然酵素に近い活性で破壊することができる。スペイン風邪とアジア風邪の二種類のインフルエンザウイルスを無効化することが確認されており、さらに数種類のインフルエンザウイルスにも効果があるとみられている。
略歴
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学歴
職歴
- 1974年‐宇部興産株式会社入社
- 1976年‐ウィスコンシン大学博士研究員
- 1986年‐宇部興産株式会社中央研究所・診断薬研究室長
- 1994年‐広島県立大学生物資源学部教授
- 2007年‐大分大学工学部応用化学科教授
- 2012年‐大分大学工学部応用化学科名誉教授
関連項目
脚注
- ^ 博士論文書誌データベース
固有名詞の分類
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