子宮内死亡表
出産総数に対する後期胎児死亡(411-5)の割合は後期胎児死亡率 1と呼ばれる。出生数(601-4)に対する後期胎児死亡数の比率は後期胎児死亡比 2と呼ばれている。胎児死亡率 3は、同一年次における出産数1000に対する既知の子宮内死亡数の比率であり、一方、胎児死亡比 4は出生数1000に対する(既知の)子宮内死亡数の比率である。これらの指標は、早期子宮内死亡がしばしば観察されないか、あるいは気付かれないままでいることがあるため、(実際の)子宮内死亡率を大幅に過少評価している。子宮内死亡を計測するよりよい方法として、子宮内死亡表 5が作成される。これは生命表(432参照)の一つの応用で、妊娠期間に基づいて作成される。周産期死亡率 6は後期胎児死亡数と出生数の和に対する周産期死亡数(411-6*)の比率である。
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