嫌気性有芽胞菌とは? わかりやすく解説

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嫌気性有芽胞菌[Anaerobic spore-forming bacteria]

 酸素があると増殖できない細菌、あるいは死滅してしまう細菌嫌気性菌と呼ぶ。その中でも特に芽胞を持つ細菌を嫌気性有芽胞菌と呼ぶ。一般に細菌が糖を分解する時、酸素のある状態では、呼吸好気的酸化)により、二酸化炭素にまで分解される酸素の無い状態では、糖を途中プロピオン酸酢酸などの有機酸までにしか分解できない中間代謝産物そのまま終末産物になる。嫌気性菌それぞれの固有の糖の代謝系を持つので終末産物決まっている。この発酵という反応は、酒や味噌製造食品の保存法など私達暮らしにも色々と利用されている。
環境中には非常に多く嫌気性細菌存在し大部分ヒト病原性が無いが、ヒト病気の原因になるのもあり、ガス壊疽破傷風菌などの属すクロストリジウム属代表的である。




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