嫌がらせ爆撃とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 航空軍事用語 > 嫌がらせ爆撃の意味・解説 

【嫌がらせ爆撃】(いやがらせばくげき)

Harassment Bombing.
人員・装備施設物理的な破壊よりも)将兵ストレス士気に対して打撃与えるために行う爆撃
特に第二次世界大戦時ソ連軍と、朝鮮戦争時北朝鮮軍によって実施された、将兵睡眠阻害するための夜間爆撃が有名である。
どちらも複葉機Po-2投入されドイツ軍からは「ミシン」「夜の魔女」、国連軍からは「寝小便確認チャーリー」と呼ばれ嫌われていた。

Po-2最高速度約150km/hと低速第二次世界大戦世代戦闘機着陸速度ほぼ等しい)で、夜間であった事も併せて迎撃は非常に困難であった
まして朝鮮戦争におけるジェット戦闘機では(夜間戦闘能力がなかったため)迎撃危険すぎる、としてPo-2専ら無視された。

稀に大戦果を挙げる事も有り、ある北朝鮮軍Po-2投下した1発の小型爆弾は、9機のF-86破壊した




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「嫌がらせ爆撃」の関連用語

嫌がらせ爆撃のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



嫌がらせ爆撃のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS