奥坂まやとは? わかりやすく解説

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奧坂まや

奧坂まやの俳句

つばくらめナイフに海の蒼さあり
どんよりとまんばうのゐる春の風邪
オリオンへ向く大年の滑走路
一山の凍死の記録棚にあり
万有引力あり馬鈴薯にくぼみあり
地下街の列柱五月来たりけり
海鳴やこの夕焼に父捨てむ
玉虫や熊野の闇のどかとあり
缶切はうしろ進みやあたたかし
蹼の吾が手に育つ風邪心地
身のうちに鮟鱇がゐる口あけて
電線の大河をよぎる良夜かな
 

奥坂まや

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/26 05:34 UTC 版)

奥坂 まや(おくざか まや、1950年7月16日 - )は、俳人。本名、中山和子[1]東京都生まれ。立教大学文学部文化人類学専攻卒。

1986年俳句結社「」入会、藤田湘子に師事。1987年鷹新人賞、1989年鷹俳句賞、2003年鷹春秋賞。1995年第一句集『列柱』により第18回俳人協会新人賞を受賞。代表句に「地下街の列柱五月来たりけり」「万有引力あり馬鈴薯にくぼみあり」など。2008年より鷹同人会会長。俳人協会日本文藝家協会会員。

著作

句集

  • 『列柱』(花神社、1994年)
  • 『縄文』(ふらんす堂、2005年)
  • 『妣の国』(ふらんす堂、2011年)
  • 『うつろふ』(ふらんす堂、2021年)

評論

  • 『鳥獣の一句』(ふらんす堂、2014年)
  • 『飯島晴子の百句』(ふらんす堂、2014年)

作品

作品鑑賞

句集の書評

出典

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.445



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