夫の死とその後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 15:48 UTC 版)
「ジューン・アリソン」の記事における「夫の死とその後」の解説
1963年夫ディック・パウエルが癌で死去した後、2人の連れ子の養育権をめぐって裁判沙汰となった時期があった。一時彼女との浮名を流したディレクターのデレク・サマーズが暴露した内容によると、裁判所はジューンの親権を認めたとのことだった。ジューンはすぐグレン・マクスウェルと再婚するが1年と持たず、1976年には歯科医から俳優に転じたデビッド・アシュロウと再々婚した。 ディック・パウエルは所有する会社などを含め多くの資産を残した。ジューンはときたま仕事をする程度で時を過ごしていたが、1990年代からは大人用おむつのコマーシャル出演などを通じ、1997年には失禁患者の治癒を目的とした財団「June Allyson Foundation」を設立した。 映画やテレビ番組にもたまに出演したが、いくつかのゴシップを除けばその後は静かに過ごしていた。1982年には自叙伝『June Allyson By June Allyson』を出版し、その率直な素顔に読者は共感したという。 2006年7月8日ジューンは、30年近く連れ添った夫と共に住むカリフォルニア州オーハイでその88年の生涯を閉じた。急性気管支炎による呼吸不全による。
※この「夫の死とその後」の解説は、「ジューン・アリソン」の解説の一部です。
「夫の死とその後」を含む「ジューン・アリソン」の記事については、「ジューン・アリソン」の概要を参照ください。
- 夫の死とその後のページへのリンク