天白村 (愛知県)とは? わかりやすく解説

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天白村 (愛知県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/05 23:47 UTC 版)

てんぱくむら
天白村
天白村役場跡(2015年6月)
廃止日 1955年4月5日
廃止理由 編入合併
猪高村天白村 → 名古屋市
現在の自治体 名古屋市
廃止時点のデータ
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
愛知郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 23.49 km2.
総人口 12,699
(愛知県郡市町村勢要覧[1]、1950年10月1日)
隣接自治体 名古屋市、愛知郡鳴海町日進村、猪高村
天白村役場
所在地 愛知県愛知郡天白村大字島田字石薬師190[1]
座標 北緯35度07分16秒 東経136度58分58秒 / 北緯35.12122度 東経136.98269度 / 35.12122; 136.98269 (天白村)座標: 北緯35度07分16秒 東経136度58分58秒 / 北緯35.12122度 東経136.98269度 / 35.12122; 136.98269 (天白村)
天白村
天白村 (愛知県)
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天白村(てんぱくむら)は、かつて愛知県愛知郡にあった。現在の名古屋市東部に該当する。

名古屋市昭和区に編入後、旧・天白村の殆どの領域で名古屋市天白区が設置されている。村名は天白川に由来する。

天白川などの川沿いは比較的平地であるが、多くは丘陵地帯と田畑であり、米、麦、ニンジン(天白にんじん)の生産地であった。また、平針街道[2]宿場町「平針宿」でもあった。

沿革

学校

神社・仏閣

  • 針名神社
  • 八事神社
  • 塩竈神社
  • 御嶽神社
  • 野並八劔社
  • 島田神社 
  • 菅田神社
  • 植田八幡社
  • 徳林寺 
  • 観音寺
  • 島田地蔵寺[7] 
  • 政林禅寺
  • 大学院
  • 仏地院
  • 常楽寺

その他

  • 旧・天白村役場の建物は、1922年に愛知郡役所建物を移築したものであった。名古屋市編入後も使用され続け、1975年に天白区新設時には天白区役所となっている。1976年に現在の天白区役所が完成すると解体され、現在は天白信用農業協同組合事務所の敷地の一部となっている。
  • 旧・天白村は名古屋市編入後に昭和区天白町となっている。1961年頃から土地区画整理組合が設立され、急速に開発が進んだ。1955年の人口が12,699人であったが、1975年に天白区が新設された際の人口は87,931人であり、約20年で人口は約7倍に増加したことになる。
  • 1937年(昭和12年)に東山植物園が開園した当時、所在地は名古屋市ではなく旧・天白村であった。

脚注

  1. ^ a b 愛知県郡市町村勢要覧(愛知県総務部統計課 1951年10月刊行)
  2. ^ 1612年慶長17年)に徳川家康の命によって造られた東海道の脇街道の一つ。岡崎街道、姫街道ともいう。岡崎城名古屋城を結ぶ。現・愛知県道56号名古屋岡崎線にほぼ該当。
  3. ^ 旧・八事村、名古屋新田の地区。残部は呼続町に編入。
  4. ^ 現・瑞穂区弥富町。
  5. ^ 現・昭和区。
  6. ^ 天白町大字植田の一部は名東区千種区に編入された。名東区に編入されたのは、現在の梅森坂西のほぼ全域と梅森坂の一部(国立病院機構東名古屋病院の周辺)、千種区に編入されたのは、東山動植物園のこども動物園と植物園のあたりである。なお、昭和区から天白区が分区する時に名東区に編入されたところは、800番台の市内局番(現在の天白区の大部分で使用)が標準で使用されたため、現在も当該地区では800番台の市外局番が多く使用されている(例:東名古屋病院)。
  7. ^ 1906年から1920年まで、天白村役場が仮設置されている。

関連項目




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