大陰唇の内側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 10:14 UTC 版)
大陰唇の内側には左右一対の小陰唇の肉片があり、左右小陰唇が上端で癒合する所に勃起性の突起物である陰核がある。陰核亀頭は平静時には陰核包皮で覆われ、性的興奮もしくは手指による陰核包皮の翻転によって亀頭部が露出する。 陰核の下部には膣前庭と呼ばれる平坦な部分があり、そこに尿道口が開口している。さらにその後ろ側に、膣の入り口である膣口が開口するのである。膣口の左右にはバルトリン腺が存在し、女性が性的に興奮すると愛液を湧出し、男性の陰茎の膣内挿入を容易ならしめる働きをする。また、膣口には処女膜が存在する。
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