大阪交通電気博覧会内の「空中飛行電車」(大阪府)
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「日本のモノレール」の記事における「大阪交通電気博覧会内の「空中飛行電車」(大阪府)」の解説
1928年の10月から12月にかけて天王寺公園および旧住友邸(のちの慶沢園)で開催された「大礼奉祝交通電気博覧会」において懸垂飛行鉄道合資会社により「空中飛行電車」の名称で短期間試験運行されたものが、日本での最初のモノレールである。モノレールは3つの展示拠点を結ぶ交通システムとして計画されたものだったが、初めての工事ゆえ遅々として進捗せず、さらに監督官庁の折衝も難航したため10月1日の博覧会初日に間に合わず、開業したのは閉会間際の11月28日であった。乗車賃は入場料よりも高かったが連日満員だったという。座席は14、車両機器の詳細は特許出願中のため知らされなかった。
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