大阪モノレールの堺への延伸計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 15:05 UTC 版)
「堺市」の記事における「大阪モノレールの堺への延伸計画」の解説
大阪モノレールは大阪中央環状線上を通り、大阪空港と堺泉北臨海工業地帯を結ぶ路線として1970年代後半に計画。1980年に運営母体となる大阪高速鉄道が設立された。また、大阪府が計画した3大副都心地区「千里中央」「荒本」「中百舌鳥」(厳密には新金岡)を繋ぐ目的もあった。当初は大阪空港側と堺側から同時に着工する計画だったが、建設費などの問題から大阪空港側のみの着工となった(堺側は中央分離帯にフェニックスが植えてあるため、着工するには伐採する必要があった)。1990年に千里中央 - 南茨木間が開業し、現在は大阪空港から門真市までが開通しており、今後は東大阪市まで南伸する計画だが、それより先、堺市内までの延伸計画は今のところない。堺市の積年の課題である「東西交通の不備」は、このモノレールに期待を寄せていたことも原因の一つとしてある。
※この「大阪モノレールの堺への延伸計画」の解説は、「堺市」の解説の一部です。
「大阪モノレールの堺への延伸計画」を含む「堺市」の記事については、「堺市」の概要を参照ください。
- 大阪モノレールの堺への延伸計画のページへのリンク