大西洋湾岸での襲撃事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/11 03:15 UTC 版)
「ニュージャージーサメ襲撃事件」の記事における「大西洋湾岸での襲撃事件」の解説
1916年7月1日、ニュージャージー州のリゾート地の海岸で、遊泳中の男性がサメに襲われて死亡した。しかし、当時の海洋生物学者の間ではサメが人を襲うものとの認識はなく、人を襲う可能性があるホオジロザメは、北半球の冷たい海には住めないと考えられていたので、サメではなく他の生物が原因ではないかと学者は主張した。 それから5日後の7月6日。40マイル(約64キロメートル)離れた海岸で、今度はホテルの従業員が泳いでいた所をサメに襲われた。ライフガードがすぐに助けだしたが、その従業員は両足を喰いちぎられていて、まもなく死亡した。この事件では足を失った彼を多くの人が目撃し、新聞が大々的に報じたことから、海水浴客が訪れなくなり、現地の観光産業は大きな打撃を受けることになった。
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