大粒径アスファルト混合物
大粒径アスファルト混合物は、粗骨材の最大粒径を大きくすることと、良好な骨材のかみ合わせ効果により塑性変形抵抗性、摩耗抵抗性を高めた混合物です。
一般的に基層以下を高締固め型アスファルトフィニッシャーを用い、10~30cmの厚さで敷き均すシックリフト工法により急速施工を行うものです。また、植物性繊維を添加し、舗装のきめを改良することにより表層にも適用できます。さらに中温化技術の併用により混合物温度を低く設定することで交通開放時期を早くでき、施工効率が向上します。




大粒径アスファルト混合物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 01:31 UTC 版)
「アスファルト混合物」の記事における「大粒径アスファルト混合物」の解説
骨材に最大粒径25ミリメートル以上の粗骨材を使用したアスファルト混合物で、大粒径アスファルト舗装で使用される。大粒径の粗骨材を使用することにより、粗骨材の噛合わせ効果の向上を狙っており、塑性変形抵抗性が高く、摩耗抵抗性に優れている。一般に舗装の基層以下の層に適用され、高締固め型アスファルトフィニッシャを用いて、一層仕上がり厚10 - 30センチメートルを一度に舗設できるシックリフト工法により、施工の省力化が図られて早期交通解放に貢献できる。重交通路、高規格幹線道路、港湾施設や空港、コンテナターミナルなどで適用される。
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