大沢宿とは? わかりやすく解説

大沢宿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/30 19:23 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

大沢宿(おおさわじゅく)は、日光街道の19番目の宿駅宿場町)である。現在の栃木県日光市大沢町

概要

大沢宿は江戸時代下野国河内郡にあった宿場町で、もともと大沢村と呼ばれていたが元和3年(1617年)に徳川家康の日光鎮座に伴って宿駅となり大沢宿となった[1]

元和年間には大沢御殿(おおさわごてん)が建造され徳川将軍家の日光参詣に際し宿泊所として使用された。その後一旦処分され再造営されたが、それもまた享保年間までに処分された[1][2]
享保13年以降、将軍社参時等の休息所には沿道にあった竜造寺(りゅうぞうじ)が用いられた[3]。なお竜造寺はその後明治元年に近隣別所に移転し、現在は境内で5月に咲く六尺藤で著名となっている。

天保14年(1843年)の『日光道中宿村大概帳』によれば、大沢宿の本陣は1軒、脇本陣1軒が設けられ、旅籠が41軒あり、宿内の家数は43軒、人口は278人であった[1]

設備

交通

隣の宿場

  • 日光街道(道中)
徳次郎宿 - 大沢宿 - 今市宿

関連項目

参考資料

  1. ^ a b c 『日光道中宿村大概帳』に拠る。
  2. ^ 『五街道中細見独案内』に拠る。
  3. ^ 『日光道中絵図巻7』(下戸祭村より大沢宿まで)に拠る。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大沢宿」の関連用語

大沢宿のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大沢宿のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大沢宿 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS