大沢一郎_(検事総長)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大沢一郎_(検事総長)の意味・解説 

大沢一郎 (検事総長)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/17 13:24 UTC 版)

大沢一郎
検事総長
任期
1973年2月2日 – 1975年1月25日
任命者 第2次田中角栄内閣
前任者 竹内壽平
後任者 布施健
個人情報
生誕 (1910-06-09) 1910年6月9日
大阪府
死没 (1986-09-12) 1986年9月12日(76歳没)
出身校 京都帝国大学法学部
専業 弁護士

大沢 一郎(大澤 一郎、おおさわ いちろう、1910年明治43年)6月9日 - 1986年昭和61年)9月12日[1])は、日本の検察官弁護士検事総長

経歴

大阪市出身[1][2]第四高等学校を経て[2]1932年京都帝国大学法学部を卒業[1][2]。司法官試補となり[2]法務省矯正局長、大阪地方検察庁検事正最高検察庁刑事部長、法務事務次官、最高検次長検事東京高等検察庁検事長などを歴任[1][2]

1973年2月2日、検事総長に就任[3]。在任中、日教組ゼネスト事件、協同飼料株価不正操作事件[4]、石油ヤミカルテル事件などを指揮した[1]

1975年1月25日、検事総長を勇退し退官した[3][5]。その後、ロッキード事件偽証罪に問われた小佐野賢治の弁護団に加わった[3][5]

脚注

  1. ^ a b c d e 『ジャパン WHO was WHO 物故者事典』114頁。
  2. ^ a b c d e 『検事総長』162頁。
  3. ^ a b c 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』572頁。
  4. ^ 『検事総長』164-165頁。
  5. ^ a b 『検事総長』169頁。

参考文献

  • 日外アソシエーツ編『ジャパン WHO was WHO 物故者事典 1983-1987』日外アソシエーツ、1988年。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
  • 渡邉文幸『検事総長』〈中公新書ラクレ331〉中央公論新社、2009年。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大沢一郎_(検事総長)」の関連用語

大沢一郎_(検事総長)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大沢一郎_(検事総長)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大沢一郎 (検事総長) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS