大枝城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 22:55 UTC 版)
大枝城(大條城、おおえだじょう)は、梁川中心市街(梁川城下)から国道349号線を1.5kmほど北上して阿武隈川を越えると、左手に見える。当時、梁川城に対峙して伊達軍が布陣した。梁川城も小高い平山城であり、梁川城と大枝城からは、阿武隈川を挟んで相互に相手方がよく見える。現在の大枝城はほとんどが桃畑になっており、私有地である。しかし、大枝城の案内看板もあり、山頂までの散歩道と、頂上に少し開けた広場があり(本丸跡)、祠が建っている。途中には土塁・空堀跡がはっきりと残されている。春になると空堀から本丸跡にかけて一面を桜の花が咲き誇り、地元有志によってライトアップされる。なお、大枝城は、伊達氏の伊達郡領有時代には大枝氏(大條氏)の支配城であった。
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