大林勝臣
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大林 勝臣(おおばやし かつおみ、1931年1月27日 - )は自治官僚。
概要
東京大学法学部法律学科卒業後の1954年に自治庁に入る[1][2]。地方出向は愛媛県総務部地方課長、香川県経済労働部長を歴任[3]。本庁では選挙部管理課長、大臣官房総務課長、選挙部長を経て、1982年7月から行政局長に就任[3]。自治省では選挙制度のエキスパートであり、選挙課長時代には1975年の公職選挙法改正案に関与し、選挙部長時代には議員立法ながら参議院比例区の導入に活躍した[4]。
1987年9月に自治事務次官に就任。1989年6月に退官。その後は自治総合センター理事長に就任[2]。
略歴
- 1954年:自治庁入省[5]。
- 1954年:京都府総務部地方課。
- 1958年:自治大学校。
- 1959年:自治庁行政局行政課。
- 1960年:自治省行政局行政課。
- 1961年:愛媛県総務部地方課長。
- 1963年:公営企業金融公庫総務部経理課次長。
- 1964年:自治省選挙局選挙課長補佐。
- 1970年:香川県経済労働部長。
- 1971年:香川県農林部長。
- 1973年:総理府人事局参事官。
- 1975年:自治省行政局選挙部管理課長。
- 1976年:自治省行政局選挙部選挙課長。
- 1978年:自治省大臣官房総務課長。
- 1979年:自治省行政局選挙部長。
- 1982年:自治省行政局長。
- 1987年:自治事務次官。
脚注
参考文献
- 神一行『自治官僚』講談社文庫、1990年。ISBN 9784061846876。
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