大戦の終結と台湾の返還
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 07:05 UTC 版)
「台湾国民政府」の記事における「大戦の終結と台湾の返還」の解説
1945年7月26日に調印されたポツダム宣言を、同年8月15日に日本が受諾して第二次世界大戦が終結すると、同年9月2日に日本政府は降伏文書に調印した。 それを受けて、1945年9月9日に中華民国南京国民政府は南京で日本の現地軍の岡村寧次総司令官による降伏文書を受領した。そして、10月25日、台湾省行政長官に任命された陳儀は連合国の代表者として台北市の台北公会堂(現在の台北中山堂)にて日本領台湾の安藤利吉総督・台湾軍司令官兼第10方面軍総司令官による降伏文書を受領した。同日、国民政府は台湾・澎湖諸島に対する領土の主権が回復されたことを宣布した。 しかし、国民政府は台湾地元民の政治参加を拒否したため、政治参加を拒否されたことに不満を持った民衆が国民政府と衝突した事件が1947年の二・二八事件である。
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