大市民Ⅱ(第2シリーズ)
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単行本は全2巻(ぶんか社)。「イケイケ課長」1996年11月号から1997年12月号併録掲載分、及び第2巻出版にあたり描き下ろされた作品が収録された。 背表紙デザイン・レイアウトが何故か別々になっている。 主役の住まい(主な舞台)は原宿竹下通り裏手界隈に移っている。 山形の年齢も50歳になり、第1シリーズで見せた超人的キャラクターにも陰りを見せ始める(油っこい丼物料理を完食出来なくなり、柿の種に入ってるピーナッツを就寝前に食すと、翌朝胃もたれになるなど)。 他、自殺を肯定する持論を度々述べるなど、前シリーズよりもやや暗めの作風になっている。 脇を固めるサブキャラクター達の登場人数も激減、平均年代も上がってる事で、作品の大人びた印象が強くなった。当初、作者はこのシリーズを最後に大市民執筆を辞めるつもりでいたが、後に撤回している。
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