大倉集古館所蔵・利川五重石塔
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「朝鮮半島から流出した文化財の返還問題」の記事における「大倉集古館所蔵・利川五重石塔」の解説
大倉文化財団(大倉集古館)が所有する利川五重石塔の返還運動は、在日韓国人の金昌鎮によって開始された。2005年、金は利川文化院を訪問し、石塔還収運動を提議し、その後2006年にはMBC放送で利川五重石塔についての番組が作られ、2009年には利川市内に利川五重石塔の移転設置の敷地を造成されていった。2010年6月には毎日新聞とNHKが取材をした。 2010年、韓国利川市や韓国の曹溪宗は、利川五重石塔を、日本が略奪した文化財として返還を求めて市長らが10万人の署名をもって来日し、大倉集古館に返還要望書を提出したが、大倉集古館側は気持ちは理解できるが返還しないと答えた。また9条アジア宗教者会議も返還を要求した。
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