大きさを使う場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/01 07:15 UTC 版)
上記のような年齢や別の意味での齢が使えない場合、大きさを調べて同様な分析をすることもあり得る。普通はどんな生物でも、少なくとも最初の時期は小さく生まれて、時間をかけて大きく成長するから、大きさはひとまず生まれてからの時間を表すものと考えられる。昆虫のように脱皮するものであっても、外見で齢が判別できない場合、大きさを使うこともあり得る。この場合、サイズ構成と言う。 ただし、大きさはどこのどういう大きさを選ぶかを考えなければならない。普通、個体の特徴としてよく取り上げられる大きさとしては体長と体重がある。しかし体長は伸び縮みするものがあるし、体重は摂食によって大きく変化する場合がある。したがって、むしろ大腿骨の長さであるとか、頭部の幅であるとか、硬くて伸び縮みせず、比較的変動やばらつきの少なそうな場所を選ぶことが多い。いくつかの部位について調べて見て、適当なものを選ぶのが普通である。
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