多田親子と中岡、その支持者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 13:54 UTC 版)
「寒椿 (宮尾登美子)」の記事における「多田親子と中岡、その支持者」の解説
多田守宏(ただもりひろ) 演 - 白竜 中岡の対立候補。周りから“若”と呼ばれている。政友会から支持を受けて選挙に臨む。普通選挙法施行により有権者の数が一気に倍になり、政党の区別がつかない人にまで頭を下げなければならなくなったことに愚痴をこぼす。 多田宇一郎 演 - 高橋悦史 守宏の父。土佐銀行を経営する地元の有力者の一人。守宏を国会議員にするべく後押しするが、少々脇が甘い息子に世話を焼かされる。 百鬼勇之助(どめき) 演 - 黒部進 地元の有力者の一人。裏社会にも顔が利き、“どめきの親分”として恐れられている。貧困層の有権者の扱いに長けており、宇一郎から貧困層の票の取り込みを依頼される。 井上貢 演 - 児玉謙次 多田親子と政友会を支持する人。金融恐慌の影響で銀行が痛手を負った状況で、作中の選挙について「土佐銀行となんかい銀行の生き残りを賭けた選挙」と位置づける。 筆の海 演 - 大前均 多田側のごろつき。選挙期間中に自身と同じような政友会に付くはずの人たちを乗せた車を運転していた所、仁王山たちに仲間と車をみんせい党に奪われてしまう。 中岡亮太 演 - 神山繁 “なんかい銀行”の会長。民政党の公認候補として議員に立候補する。私利私欲のために選挙に出て私腹を肥やそうとする多田一族を敵視し、彼らに後押しする百鬼に対抗できるよう田村に命じる。陽暉楼の売れっ子芸姑として活躍する牡丹を気に入る。 雲竜(うんりゅう) 演 - 荒勢 田村のもとで働くごろつき。いつも仁王山を含めた10数人のごろつきたちと共に行動し、陽暉楼がある地元で我が物顔で傍若無人な振る舞いをしたり、多田陣営の邪魔をするなどしている。
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