多段論理の最小化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/03/16 22:53 UTC 版)
論理関数の典型的な実用的実装では、論理要素の多段ネットワークが使われる。RTL記述を出発点として、論理合成ツールは設計に対応する多段ブーリアンネットワークを構築する。 そして、このネットワークをまず実装に依存しない技法で最適化する。実装に依存しない最適化での典型的なコスト関数は論理関数の総リテラル数である。 さらに、実装依存の最適化では、上記で得られた論理回路を指定された実装の論理ゲートのネットワークにしていく。コスト関数もより具体的なものとなっていく。例えば、利用可能な論理ゲート数の上限、各ゲートのサイズの下限、許容遅延範囲、消費電力などにより回路が最適化される。
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