壮瞥川とは? わかりやすく解説

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壮瞥川

読み方:ソウベツガワ(soubetsugawa)

所在 北海道

水系 長流川水系

等級 2級


壮瞥川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 08:16 UTC 版)

壮瞥川
壮瞥川(壮瞥町)栄橋より下流を望む
水系 二級水系 長流川
種別 二級河川
延長 3.2[1] km
平均流量 -- m³/s
(壮瞥川水位観測所)
流域面積 176.7[1] km²
水源 洞爺湖洞爺湖町壮瞥町
水源の標高 84 m
河口・合流先 噴火湾(長流川)
流域 北海道胆振総合振興局管内
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壮瞥川(そうべつがわ)は、北海道胆振総合振興局管内を流れる二級河川長流川水系の支流である。

地理

北海道胆振総合振興局壮瞥町洞爺湖町に跨る洞爺湖壮瞥川放流施設)で源を発した直後に壮瞥滝を経て、壮瞥町滝之町を貫流し、昭和新山の火山活動によって堰き止められた新山沼を経たのち本流の長流川に合流する[2]

洞爺湖の壮瞥川放流施設(水源)
北海道道2号洞爺湖登別線沿いにある壮瞥滝
堰止湖の新山沼

名称の由来

「ソペッ(so-pet)」(滝・川)に由来[3][4]。この名称は洞爺湖からが流れ出す地点にある現在の壮瞥滝、アイヌ語名「ポロソ(poro-so)」(大・滝)から付いた名で、水力発電が開始される前の水量が多かったころは大変大きな滝であったという[4]

利水および治水

洞爺湖から滝之町までの落差を利用して出力500kW水力発電を行う壮瞥発電所[5]が稼動している。

洞爺湖の流出口にある壮瞥滝(落差18m)[6]や、昭和新山火山活動によって堰き止められた新山沼[2][7]は、景観の良さから観光スポットとして整備されている。

流域の自治体

北海道
胆振総合振興局壮瞥町

支流

  • ソウベツ川(洞爺湖に流入)[2]

主な橋梁

  • 滝の下橋 - 国道453号
  • 栄橋 - 国道453号
  • 紫明苑橋
  • 建部橋
  • 新山橋 - 国道453号

脚注

  1. ^ a b 壮瞥町の概要”. 壮瞥町. 2015年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月7日閲覧。
  2. ^ a b c もっと知ろう壮瞥川” (PDF). 壮瞥町. 2015年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月7日閲覧。
  3. ^ アイヌ語地名を歩く-山田秀三の地名研究から- 北海道立アイヌ民族文化研究センター、2019年5月12日閲覧。
  4. ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日。ISBN 978-4-88323-114-0 
  5. ^ 発電所の紹介” (PDF). ほくでんエコエナジー(株). 2016年8月7日閲覧。
  6. ^ 観光スポット>壮瞥滝”. 壮瞥町. 2016年8月7日閲覧。
  7. ^ 観光スポット>新山沼”. 壮瞥町. 2016年8月7日閲覧。

関連項目

外部リンク



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