壁体内換気システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 03:44 UTC 版)
「ヤマダホームズ」の記事における「壁体内換気システム」の解説
気密性・断熱性の高い住宅では、壁の中の内部結露が生じ、住宅の性能を劣化させることがある。 当社では、壁の枠組みとなる角材に小さな通気口を設け、また壁の構造用合板と断熱材の間にプラスチック製のスペーサーを入れ、通気をはかり、壁パネル内に侵入した湿気を追い出すという方法を採用している。通気は、屋根に受けた太陽熱で暖められた小屋裏の空気が抜けることによって行われる。ヤマダホームズでは、これを「壁体内換気システム」と呼んでおり、木質パネルの含水率を低く維持し続けることができるとしている。この方法は以前特許を取得していたが、この特許が切れたことから、その後は積水ハウス等の他社でも同様のシステムを採用したものが登場した。また、構造用合板とサイディングの間にも通気層を設けている。
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